30代無能サラリーマンがFIREを目指すブログ

だらだらと働く無能サラリーマンが経済的自由を目指す

【本の紹介】父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え

 

今回紹介する本はジェイエル・コリンズさんの著書である「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」です。

 

著者のジェイエル・コリンズさんは、1975年から投資を行っている個人投資家です。

何度も転職する中で、収入の範囲内で生活するようになり、インデックスファンドに収入の半分を投資し続け、気がつけば夫婦どちらも働かなくても暮らせるようになっていたとのことです。

 

この本の内容は、著者が娘宛てに書いた「お金と投資」についての手紙の内容が中心ですが、結論としては以下の3点を実践することで、経済的自由を手に入れることができるというものです。

 

①支出は稼ぎより少なくする

②余ったお金は投資する

③借金をしない

 

この3つは単純で、資産を増やすのに必要な基本的なことですが、なかなか長期にわたって継続できている人は少ないと思います。

 

また、著者の考えの中で、個人的に重要だと思った点は下記です。

 

①投資アドバイザーは好まない

投資や資産管理は複雑でめんどくさそうだと思ってしまい、ついつい良い結果を出してくれそうなプロにまかせたいと思ってしまいます。

しかし、アドバイザーは基本的には手数料で儲けているということや、仮にインデックスファンドの成績を上回るアクティブファンドがあったとしても、その数は長期でみると1%以下しかないことなどを考えると、自分でいい投資商品を選別する方法を学ぶほうが良いとのことです。

私も最初の頃は、短期視点でアクティブファンドに惹かれてしまい購入したことがありましたが、やはりインデックスファンドよりは成績が悪く、長期視点でインデックスファンドを選ぶ重要性を改めて実感しました。

 

ドルコスト平均法は好まない

インデックスファンドへの投資において、よく推奨されている方法としてドルコスト平均法があります。

ドルコスト平均法は株価がいつまで上昇して、いつまで下落するかわからないので、手持ちの資金を一括で投資するのではなく、定期的に少しずつ一定額投資することで、最初に投資した直後に暴落した時のリスクを回避することができるというものです。

 

ドルコスト平均法がうまくいくためには、投資期間中の平均投資コストが最初よりも低い状態である必要があり、逆に高くなってしまった場合は一括より損をするとのことです。

 

つまり、ドルコスト平均法は投資した後に市場が下がるリスクを回避する代わりに、市場が上昇を続けて、トータルの投資コストがあがるリスクを負っていることになるとのことです。

 

著者は過去の歴史を見ると、市場は上昇を続けているため、ドルコスト平均法は好まないとのことですが、最終的には、資産を積み上げる段階の人は、毎月の余ったお金を投資するしかないため、ドルコスト平均法を実施し、資産を維持する段階の人は一括投資を実施することを推奨しています。

 

私はまだ資産を積み上げている段階なので、ドルコスト平均法を実施していますが、

資産を積み上げる段階に終わりが見えたら、資産を維持するために、資産の運用方法を再度考えなおす必要があることを忘れないようにして資産形成を進めていきたいです。

 

本書では、経済的に自由になることにより、そのまま仕事を続けることも、やめることも、新しく自分で仕事を始めることもでき、人生の選択肢が増えると記載されています。

 

私も経済的自由を目指し、今後もこつこつと資産形成を頑張っていきたいです。